働かずに月20万円の権利収入?「The Rule」の怪しい点について考察

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働いてお金を得ることはとても大切ですが、中には働かずにお金を得る方法があります。
これを、権利収入や不労所得といって、欲しがる人が大勢います。

そんな方の要望に応えたかのように、「TheRule」という案件があります。

これは、モデル経験がある坂本ロマン氏が手掛けているもので、これに参加すると月に10万円から20万円もの権利収入を得られると言うのです。

しかも、無料で参加することができるので一切リスクがないので、多少の予定は差し置いて是非参加したいところですよね♪
しかし、「TheRule」は詐欺なのではないかと言われています。

そこで、「TheRule」の怪しい点について考察します。

権利収入にはどのようなものがあるのか

まず、権利収入とは、労働収入とは対照的に自分が働かずに得る収入のことです。

例えば、本の印税、有料のブログ販売やアフィリエイト、不動産収入、金利などがこれに該当します。

いわば、持っているだけでお金が生まれるシステムですね。
似たような言葉に不労所得がありますが、これと同じ意味です。

働かなくてもお金を得ることができる上に、現代ではインターネットがあります。

このため、特別な知識のない人でも参入できることから、権利収入は注目されています。

「TheRule」は詐欺ではないか?

さて、多くの人が憧れる権利収入をもたらすと言っている「TheRule」ですが、実は詐欺なのではないかという疑惑があります。

それも当然で、なにもせずに毎月10万円から20万円ものお金を稼げるはずもありませんし、こんなにも良い話を簡単に参加者に教えるとは思えません。

中心人物の坂本ロマン氏にはメリットがなく、ただお金やノウハウを渡すだけなのです。

そこで、どのような点が怪しいのかについて見ていきましょう。

「著作権違反をすると1千万円取られる」


「TheRule」の特定商取引に基づく表示を見てみると、著作物を無断使用した場合、1000万円ものお金を請求すると書かれています。

確かに、著作物を勝手に利用するのは望ましくありません。
引用ルールを守ったり、引用する必然性のある内容の記事に使用するのであれば許されているとはいえ限度はあります。

特にブログなど作成をしている人はかなり気を使う点であると思われます。
しかし、それでも違反したからといって1000万円というのは破格の請求です。

何故、「TheRule」はこのような決まりを作ったのでしょうか?
恐らく、こういった案件は詐欺であると叩かれることが多いのでそれの牽制をしているのでしょう。

実際に本記事も「TheRule」に対して批判的な内容であることは否定できません。

1000万円もの請求をされてしまうリスクがあり、迂闊に記事をアップするわけにはいかないと考えさせるのが狙いであると思われます。

「TheRule」でどうやってお金を稼ぐの?

「TheRule」は、大まかに権利収入で稼ぐと言っていますが、その内容は謎に包まれています。
参加型の案件なので、ホームページに全てを書く必要はありませんが、それにしても多くの情報が隠されています。

ホームページだけでは権利収入で儲ける以上のことは書かれていません。
このため、具体的にどういったビジネスモデルで収入を得るのかは不明です。

ここで知っておきたいのは、必要以上に情報を隠そうとする案件は危険であるということです。
もし、具体的にどのように儲けるのか決まっている場合は、ある程度情報を出すでしょう。

出さないということは、本当は稼がせる方法などないと考えることができます。

本当は稼がせる気はないわけですから、当然、具体的に提示することはできません。

無理矢理作れば、その方法の欠陥を突かれてしまうでしょう。
これは絶対に避けなければならないと考えているのです。

先に挙げましたが、この案件で主張していることは結局のところタダでお金をあげるということです。

しかし、主催者側がこの案件を打ち出すメリットは見付からないので、読者が納得できる説明をするのは困難です。

ならば、できる限り情報を隠すことで、儲ける方の欠陥を突こうにも突けない状況を作り出したと思われます。

儲け方がわからなければ指摘はできません。

情報を隠している案件は、後から何が要求されるかわかりません。
十分に注意しましょう。

「TheRule」には電話番号がない


「TheRule」の​特定商取引に基づく表示​を確認すると電話番号がないことに気が付きます。

これは、詐欺案件に多い特徴です。
電話番号がなければいざというときにすぐ逃げられますし、本当に会社として運営しているのか確認できません。

このため、電話がない場合は信頼できないのです。

本来はトラブルが起こることを想定して電話を置くのが常識です。

「TheRule」お金をどうやって騙しとるの?

「TheRule」が、いくら詐欺っぽい案件に見えるからといって無料で参加できるわけですから、全くリスクがないように見えます。

しかし、「TheRule」には​60日間体験プログラム​というものがあり、ここで参加費を取るのではないかと思われます。

「体感プログラム」と銘打っていることから、後に「本格プログラム」が控えていることも考えられます。

もちろん、これは憶測に過ぎませんが、無料という言葉で人を集めておきながら後になってお金を請求する手口は珍しくありません。

そして「TheRule」には具体性もなければ電話番号もなく、詐欺案件によくある傾向を持っているため、何らかの形でお金を取ろうとすることは想定しておく必要があります。

弱者を狙うその手口とは

「TheRule」は働きたくない現代人を食い物にしようとしているかもしれない
「TheRule」の詐欺かもしれないと思われる点を挙げ、結果的に詐欺の恐れが強いことがおわかりいただけたと思います。

次に、どのような人が狙われているのかを知っておきましょう。
ビジネスでも何でもそうですが、参加者を集める場合は、必ずターゲットとなる人間がいます。

これを知っておくことで類似の詐欺を防ぎやすいので、是非参考にしてみて下さい。

「TheRule」は参加型の案件であり、集客するためには参加したいと思わせることがなによりも大切です。

そのためには、求められているものを満たすことが重要です。
例えば、歌手のコンサートの場合は上手な歌だったり、華麗なダンスなどで惹き付けることが求められます。

「TheRule」の場合は、現代人が求めている楽な生活を提供しているのです。

ホームページにあるように、とても簡単にお金を儲けることができると主張しています。

現代は長時間労働や低賃金が問題になっており、仕事を辞めることができるほどお金があれば辞めたいと考えている方が多くいるのは間違いありません。

そんなときに権利収入で稼ぐことができると言われてしまえば揺らいでしまいますよね。

つまり、「TheRule」は、仕事に苦しんでいる人を狙っているのかもしれないと推測できます。
ただでさえ苦しんでいる人を更に奈落へ突き落とすような残酷さですが、実際のところこれはかなり有効であると言わざるを得ません。

誤解を恐れずに言えば、生活に苦しんでいるということは豊かな生活を送る方法を知らない情報弱者と言えるのです。

もちろん、既得権益などのお陰で、情報弱者でありながら実力以上に豊かな生活を送っている人は大勢います。

全くパソコンの知識がないサイバー防衛大臣が有名になりましたが、その代表と言えるかもしれません。

しかし、原則的には詐欺を行う際に情報弱者を狙えば簡単に騙されてくれることが期待できるのは明白です。

現代はバブル崩壊やリーマンショックの影響がまだ残っており、全体的な雇用環境は悪くなっています。

これは個人の努力ではどうしようもありません。
「TheRule」などの被害にあいやすい環境が出来上がっています。

このため、日本人全体がターゲットになりうるので注意しなければなりません。

権利収入を得る上でまず知っておくべきこと


「TheRule」を頼れば簡単に権利収入を得ることができるとありますが、実際はそうではありません。

月額10万円から20万円稼ぐのは大変難しいのです。
どの種類の権利収入でもそれは変わりません。

ブログを使ったアフィリエイトやアドセンスなどではかなりの記事数と質が問われます。
最初は収入が0になることも視野に入れなければならないでしょう。

ブログの維持に必要なレンタルサーバー代や、独自ドメイン代があるので年に1万円程度とはいえ赤字になるかもしれません。

「TheRule」の坂本ロマン氏は、過去にアフィリエイト系の案件を打ち出していたという話があるので、これを紹介してくる可能性が高いです。

もし、「TheRule」でアフィリエイトが紹介されて簡単にかせげると言った場合は警戒しましょう。
ブログ系は継続力が命なので、そう簡単に稼ぐことはできません。

家賃収入の場合は、物件の購入が必要です。
このため、相当な初期投資が求められる上に借りる人を見つけなければなりません。

スルガ銀行から融資を受けてまで物件のオーナーになった末、更に借金を背負わされてしまった「カボチャの馬車」事件からわかるように、不動産系の権利収入は、若干不利です。

物件を売るにしても土地の価値を見極めなければならず、簡単にはできません。

株やFXといった金融商品で権利収入を得る場合は、不動産と同様にかなり危ないです。

投資系の案件は中身を知らなければかなり危ないです。
初心者の方は必ず勝とうと考えます。
しかし、大切なのは上手く負けることです。
これがわからないので、無理に勝とうとするあまりにひどい損失を出してしまうことが想定されます。

また、証券会社からの紹介料があることが多く、「TheRule」は、参加者を投資の世界に送り込んで紹介料得ることを考えているかもしれません。

この場合、「TheRule」は参加者を勝たせる必要はありませんし、投資自体勝ち組組が2割かつ継続的に勝っていけるのは1割に満たないという定説があります。

教えを受けたからといって勝てるとは考えにくいので注意しましょう。

詐欺にあったら集団訴訟で有利に裁判を進める


「TheRule」は詐欺の恐れが強く、仕事を辞めたくて参加してしまい、被害にあう人がいるかもしれません。

そんなときに思い出して欲しいのが集団訴訟です。

これは、自分と同じ被害にあった方を集めて訴訟を起こすことですが、多くの利点があります。
まず、集団でお金を出すので、費用が安いです。
これだけでかなり訴訟がしやすくなります。

詐欺被害にあってしまった後でお金がない場合でも諦めずに裁判することができます。

詐欺被害にあって個人で裁判しようにも訴訟費用の方が高く、損害賠償を受け取っても結局赤字になってしまうケースが多いことから、抵抗できずにいる人も少なくありません。

これだけで集団訴訟は有効と言えるのです。

更に、集団訴訟では1つの証拠を集団の証拠として扱えます。
詐欺の証拠がない場合でも他の人が持っていれば提示することが可能になるので、大変有効です。

詐欺をする業者からすれば、1つ証拠を出してしまったら最悪の場合被害者全員に損害賠償を渡す結果になるかもしれないので、かなりの脅威です。

そんな集団訴訟ですが、残念ながら日本ではそれほど流行っていません。

集団訴訟の存在を知っている人の方が少数派です。

それに対して「TheRule」のような詐欺、もしくは詐欺の恐れがある案件は次々に世に出回っています。

中にはかなり騙されやすく作られているものもあるので、集団訴訟を知っておくことは極めて重要です。

まとめ

「TheRule」は、著作権違反に対して1000万円も請求したり、案件に具体性や電話番号がないなどの性質があります。

このため、「TheRule」には安全性がなく、詐欺案件と見るのが妥当です。

もし、被害にあった場合は集団訴訟を考えてみましょう。

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