杉山登の登竜門ビジネスの実態は詐欺だった!?

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杉山登の登竜門ビジネスの実態は詐欺だった!?

本業の稼ぎが少ないから副業で稼がないといけない、、、
副業で楽をして何百万も稼いでいる人がいるなら自分も楽をして稼ぎたい。このように考えて副業を始める人も多いと思います。今でこそ広く一般的になってきた副業ですが、以前は、詐欺が多くリスクが高いためやってはいけないこと。本業の会社に集中するべきなのに副業をやるなんてとんでもない。というのが世間の副業に対する反応でした。
そんな夢のある副業ですが、世間に認知されてきているからといって、以前よりも安全に副業を行うことが出来るようになっているわけではありません。そして、世間から認知されているように実際に副業で稼げている人はまだまだ少数派です。現在の副業の業界でも、以前と変わらず副業で稼ぐことができない人をターゲットにした質の悪い情報商材がたくさん存在します。

今回は、副業を始めてみたいけど、どのような副業があるのか分からない。どのような副業に詐欺が多いのか分からない。出来ることなら安全に副業を始めてみたいという方のために、今、有名な副業系情報商材「登竜門ビジネス 杉山」を用いて、副業系情報商材の闇を解説していきたいと思います。

 

~登竜門ビジネスとは~

副業系の商材として有名な登竜門ビジネスをあなたは知っていますか?この商品は、発展途上国で貧困の子供たちを助けているという杉山登氏により制作された商品で、「1日1回LINEで1タップするだけでオッケー」「1回のタップで5万円から10万円の謝礼が確実に手に入れられる」「災害や貧困で苦しんでいる子供たちへの支援に協力することができる」などの 甘い言葉で広告がされています。

いつも通りの偽物の情報商材の広告のせいで、あー、またこの商品も偽物か。と思ってしまいそうですが、気を取り直して、この広告の時点で怪しさ全開の「登竜門ビジネス 杉山」について見ていきましょう。

 

~登竜門の製作者「杉山登」とは何者か~

この登竜門杉山という商品は、杉山登氏により作成され、合同会社Y’sWorksという会社によって販売されている商品になります。合同会社Y’sWorksの運営責任者は杉山登氏であり、住所は茨城県守谷市松が丘3丁目2-2となっています。
ちなみにネットで情報などを販売するときに守らなくてはいけない、特定商取引法で規定されているメールアドレスと電話番号の記載はありません。また会社自体も設立されてから2年程度しか経っておらず、実績等は何もありません。
これは非常に危ないですね。電話番号とメールアドレスがなければ、何かあった時にこちらから連絡が取れなくなってしまうため、全く信頼することができません。

 

そして肝心の製作者はというと、運営側の主張では、日本人実業家であり、世界で貧困で困っている方や、ストリートチルドレン、災害にあってしまった方などへ積極的に支援をしている方だそうです、そして日本が被災した際には、被災地に行って物資の支給などの支援をしたとされています。

これだけ聞くと本当に素晴らしい人のようですね。日本の実業家ということなので、杉山登でGoogle検索すると、杉山登という名前の実業家は出てきませんでした。

会社の連絡先などが記載されていない事、会社に実態がないこと、ネット上で本人が確認できない事などから考えると、この会社はペーパーカンパニーであり、作成者についての運営側の情報は、全く根拠がないと考えるのが妥当だと言えるでしょう。

 

~登竜門ビジネスのビジネスシステムは信頼できる?~

登竜門ビジネスのシステムは、詳しくは公開されていません。メールアドレスを登録すると杉山氏からのメッセージが動画で送られてくるのですが、その第一話で彼は、1回(1日に)、LINEでタップするだけで、月収200万円が誰でもかせげるコミュニティーであると言っています。この動画は3話まであり、その内容をまとめると以下のようになります。

また、LINEの「登竜門」コミュニティーに毎日12時に案件が送られてきて、その案件に対してのLINEを1タップすると杉山氏の資産を金融会社が運用する。そして参加者は翌日の10時になると5~10万円を稼ぐことができる。
案件をタップする数が多いほど、その数を企業や自治体に示して選択肢を増やせるので、運用する資金が多くなる。

 

これが登竜門のビジネスシステムということになりますが、これはかなり実現が難しいと筆者は考えています。
理由としては、案件をタップすることで杉山氏の資産を金融会社が運用するとありますが、私たちがタップする意味はどこにあるのでしょうか。私たちが運用について知識がありアドバイスをしているならまだしも、運用について何も知らない私達がLINEでタップしたから何?という感じです。
本当に運用しているなら、私たちの許可をとるようなタップをせずに金融会社が勝手に運用すればいいと思います。

 

また次の日の10時には運用の結果として5~10万円程度稼ぐことができるとありますが、これはあり得ないと言っていいくらい、難易度の高いことだと思います。なぜならプロのヘッジファンド達でも100戦100勝とはいかない運用の世界で、毎日負けずに配当を出すことは難しいと思うからです。

タップされた案件の数の多さで自治体や企業から多くの選択肢を引き出すことができるとも書いていますが、これは全く意味が分かりません。まず初めに何の選択肢を増やすことが出来るのか分かりませんし、自治体等がLINEで集計しただけの偽装し放題の数値を受け入れてくれるとも思いません。

これらのことから考えると登竜門のビジネスモデルは破綻していると言えるでしょう。
また実際に登竜門に入会された方の話によると、まず初めにLINEで案件が送られてくる、その案件をタップすると翌日には報酬が発生したと思えるような画面が表示される。そしてその報酬を手に入れるためには登竜門NEXTに参加した後であると言われ、登竜門NEXTには高額の参加費がかかる。
参加した後は治験をしてくるように言われる。治験が終わると証明書と10000字のレポートの提出を求められる。電話で問い合わせても何も進展しないという状態のようです。

この事実をもとに考えると、登竜門はほぼ黒に近いグレーだと言えるでしょう。

~登竜門ビジネスで被害者は出ているのか~

登竜門ビジネスではかなりの数の被害者が出ているようです。それも、楽をしてお金を儲けようと考えている人たちだけでなく、完全に善意から貧しい子供たちなどに支援をしようと考えている方たちも被害にあっているため、非常に悲しく感じます。

 

登竜門ビジネス被害に遭った口コミをチェックしよう

被害者の声としては、10000字のレポートを提出したのになにも連絡がこない。妊娠しているため治験はできないと伝えても無視される。などが多いです。
被害者の中にはカード会社と消費者センターに問い合わせて、抗弁権の手続きなどに入った方もいるようです。

またレビューなどを見ると、実際に稼ぐことができたという記事には出会うことができませんでした。少し怪しいなと感じる程度の商品の場合は、それなりの数の高評価のレビューも存在するのですが、この登竜門に関しては全くと言っていいほど、そのような肯定的なレビューがありませんでした。以前にあった、かなり悪質な商品のレビューもこのように全くと言っていいほど肯定的な意見のレビューがない状態だったため、この登竜門も同様にかなり悪質な商品であると考えることが出来ると思います。

 

登竜門ビジネスにお金を払ってしまった場合の対応策

登竜門ビジネスにお金を支払ってしまった場合にできる選択肢としては、支払いを完了しないようにカード会社などに依頼する。消費者センターや弁護士さんに相談し、返金を勝ち取るという対応策があります。

クレジットカードの支払を拒否する

これはクレジットカードで支払いをした場合にしか適用することができませんが、非常に効果の高い方法となります。
普通の商品を購入した場合は支払いを拒否することはできませんが、クレジット契約で購入した商品が引渡されない、商品が見本とは違っている、商品に欠陥があったなどのように、販売業者に対する「抗弁事由」がある場合には、その抗弁事由をもって、信販会社にも抗弁することでクレジットの支払請求を拒否することができます。(割賦販売法第30条の4)
この行為を支払停止抗弁あるいは抗弁の接続といいます。これは正当な権利であるため、条件さえそろえば誰でも使用することが出来ます。

消費者センターや弁護士に相談をしてみる

あれ、この商品もしかして詐欺なのかな?自分は騙されてしまったか?と少しでも感じたら、すぐに消費者センターや弁護士さんに相談するようにしましょう。消費者センターや弁護士さんはこの手のネットでの詐欺に対して非常に豊富な知識を持っていますし、同じような被害者からの情報も持っています。また弁護士さんはその販売者が以前に行った詐欺の判決事例なども把握していたりします。そのため、あなたが購入した商品が詐欺だった場合に、すぐに弁護士さんに相談すればあなたの大切なお金を取り返すことが出来るかもしれません。この手の非常に悪質だと感じるネットでの詐欺は、ゆっくりと対応していると、海外などに資金と一緒に逃げられてしまうことがあるため、これは詐欺かもしれないと感じたらすぐに行動することが大切です。

弁護士さんと一口にいっても、できるだけネットでの詐欺を得意としている弁護士さんを選ぶようにしましょう。

弁護士費用を安く抑えられ、勝訴する可能性が大きく上がる集団訴訟

同じ商品で騙された被害者が多い場合は、被害者がまとまって1人の弁護士さんに依頼することで、弁護士費用を大きく節約することが出来ます。このように集団で弁護士さんに依頼する場合は、被害者の証拠なども共有することが出来るため、勝訴しやすいというメリットもあります。
弁護士費用も安く抑えることが出来、かつ勝訴する可能性も上がるとなると、個人で弁護士さんに依頼するより集団で弁護士さんに依頼して、集団訴訟を起こす方が絶対に良いですね。また今回の事例のように、たくさんの被害者が出ている場合は、被害者の会が作られていることも多く、簡単に被害者とつながり、弁護士さんに相談することが出来ます。

まとめ

今回は登竜門ビジネスについて見ていきました。この商品は、ビジネスシステムから考えてもかなり悪質な商品であると考えられます。さらに広告に関しても誇大広告を違反している可能性が高いですし、なにより特定商取引法に完全に違反しています。そのため、この商品手を出すことはかなり危険な行為だと言えるでしょう。

このようなネット上で有名になっている商材のほとんどは詐欺であり、被害者もかなりの数出ていることが多いです。
そのため、あなたがネットの商材で騙されてしまった時は、あなた一人で悩まず、ネットや消費者センターなどで同じ被害者を探すなどして、被害者全員で問題の解決にあたりましょう。個人で行う訴訟よりも、被害者が集まって行う集団訴訟の方が、返金を勝ち取りやすく出来るだけでなく、弁護士費用に節約にもつながります。また自分一人で戦っているわけではないという安心感から裁判などへの行動にも勇気が湧いてきます。そのためもしも騙されしまったときは、弁護士さんに相談したり、被害者の会などで仲間を探してみてはいかがでしょうか。

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