フランチャイズ加盟は不可!ガスト経営で独立する方法とは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ガストは、今やファミレス業界においてもかなりの実績を重ねて全国的にも知られるようになりました。

そのガスト経営で独立するためにはどうすればいいのでしょうか。

ファミレスのフランチャイズ経営のメリット、デメリットについても触れながらご紹介します。

1. 一般的なフランチャイズとは異なるガストの経営方針とは

ファミリーレストラン業界でも有名な「すかいらーく・ガスト」のフランチャイズは、一般的なフランチャイズでの独立起業とは違って「店長をしてある程度の経験や実績を残したベテラン社員をフランチャイズ独立させるという仕組み」を明らかにしています。ですから、ガストのフランチャイズでの独立は、他のファミレス経験者であっても加盟することはできないということになります。

1-1.すかいらーく・ガストが打ち出した経営方針

これは、ガストが打ち出した経営方針をみますとその理由がわかります。そこには、社会問題にもなっている「残業問題」があるのです。最近ではマクドナルドの店長残業代未払いということがマスコミにも取り上げられましたが、ガストでも同様のことが起こっていたようです。

店長という管理職に対する処遇は、いくら残業をしても残業代が支払われなかったのです。そこで処遇改善の検討が行われた結果、経営方針として「40歳以上」「店長経験が10年以上」という社員に対して、フランチャイズ独立の道を開くというものです。これを「すかいらーく・ガスト」独特のフランチャイズの考え方なのです。

1-2.店長独立のフランチャイズ化のメリットは

1-2-1.社員(店長)も望んでいる自社フランチャイズ化

すかいらーく・ガストの経営方針からみますと、自社の人間がフランチャイズ独立をする方がメリットになるように受け取れます。一般的には社外の人間に加盟店を任せるという方法をとる中で、非常にめずらしいものになっています。その中で、ガストは社員への「のれん分け」の提案を行ったのです。この提案に対して社員の受け止めはどうなのでしょうか。社員の中には、積極的にフランチャイズ提案を受け入れて独立をされている店長が多いといいます。

1-2-2.本部と加盟者の良好な関係が期待できる

自社の人間が加盟者になるのですから、検討事項も多いでしょう。しかし、契約はきちんと行われるものの、それ以外のところで次のようなメリットが考えられます。
・本部と加盟者のコミュニケーションが取りやすく、一般的なフランチャイズの関係とは違ってトラブルが起こることが少ない
・馴れ合いにならないようにしなければならないが、多少の無理は、お互いに言い合うことができる。

2. ガストのフランチャイズ店で独立する方法

まず、大前提になるのは「すかいらーく・ガスト」の社員になることです。飲食店の社員は、結構過酷な仕事だと言われます。ガストの場合にも24時間体制で営業しているところが多いですので、まずはその勤務体制に慣れていくということが必要でしょう。

店長候補から店長ということになりますと、ますます時間的な苦労をたくさんすることになります。フランチャイズ店を持って独立することになれば、どんな苦労が待ち受けているかわかりませんので、時間的な制約に慣れておくことは非常に重要です。

2-1.独立させる社員の条件は?

2-1-1.「40歳以上」「店長経験10年以上」ということ

「すかいらーく・ガスト」では、上述しましたが、自社フランチャイズ店独立のための条件として「40歳以上」「店長経験10年以上」の社員になっています。飲食店において、しかも24時間営業の中で店長を10年務めることは非常にたいへんなことです。ただ、この経験の中で実績を残していけば、フランチャイズで独立したときにかなりの業績が期待できるでしょう。

例えば25歳で入社して29歳で店長になったとしましょう。11年経てばフランチャイズで独立できるという目標を持つことができます。気力、体力が充実した30代を店長で過ごすことで、飲食店経営という勉強が十分にできます。11年は長いように感じる方もおられるでしょうが、フランチャイズで独立という大きな夢に向かっての修行期間と考えれば十分な期間です。

2-1-2.審査もある

「すかいらーく・ガスト」でのフランチャイズでの独立方法は、年齢、店長経験年数の制限とともに審査があります。本部側も年齢条件などが条件を満たしているからといって、それだけでは認めるわけにはいきません。経験に伴う実績が必要だということです。サービス向上による集客努力やそれに伴う売り上げ、営業利益目標達成状況などを審査するということになります。これについては、ガスト以外のフランチャイズ加盟者の審査と同じように実施されています。

2-2.売買のことなど確認事項は?

2-2-1.売買が適正に行われるということ

「すかいらーく・ガスト」のフランチャイズでは、店長に自社直営店を任せることになります。そこで行われるのは「売却」です。本部と店長(加盟者)の間で売買の取引きをすることになります。この取引きにおいては、一般的なフランチャイズと同様、専門家を間に入れるなどして適性に行われるようにした方がいいでしょう。この「売買」は開業するにあたって非常に大切な要素になります。

2-2-2.確認しておきたいこと

「すかいらーく・ガスト」では社員のフランチャイズ加盟において加盟金は取らないということです。加盟者として独立するにあたっては、一般的な加盟と同様に、ロイヤルティのことや保証金のことなどをしっかりと確認しておくことも必要です。契約の際にしっかりとしたコミュニケーションを取って確認しておくことは重要なことです。

3. ガスト以外でフランチャイズ可能なファミリーレストラン

3-1.「けん」

和風モダンテイストとしてアピールをして、幅広い年齢層に人気のあるファミリーレストランです。郊外型店舗跡地で契約することで、フランチャイズで独立を考えている人に、初期費用を極力抑えた加盟を呼びかけています。この店の大きな特徴は「時間無制限の食べ放題」のサービスの提供をしているところです。コスパが最高によい、サポート体制がきちんとしているという加盟者の声があります。

4. ファミリーレストランへのフランチャイズ加盟のメリット・デメリット

4-1.メリット

4-1-1.店名に知名度があるため集客が見込める

「すかいらーく・ガスト」のように知名度のあるファミレスであれば、間違いなく開店と同時に多くの集客が期待できるでしょう。顧客の思いは、「この店なら安心して美味しい食事ができる」というものなのです。本部が創りだす新商品発売やサービスの向上によって行列ができるかもしれませんね。

4-1-2.本部からのサポートは価値がある

フランチャイズで独立を目指す人は、経営経験者だけではありません。経営に必要なノウハウや飲食関係の知識やスキル、顧客対応なども学んでおかなければなりません。ファミレスのフランチャイズにおいても、開業に向けての研修サポートをしてくれます。仕入れやスタッフの教育、集客の方法などについての研修があります。ただし、この研修体制については、ファミレスのフランチャイズ本部の方針によって違います。

4-2.デメリット

4-2-1.ファミレスのフランチャイズ本部は少ない

ガストほどのファミレスであれば、一般化されてきて、昔から比べますとメニューの種類も増え、品質も上がっているのですが、店舗そのものの広い敷地が必要ですので、居酒屋のフランチャイズのように、街中の空いた敷地に簡単にオープンできるものではありません。ですからファミレスのフランチャイズで独立を目指すにしても、募集している本部の数が少ないということになります。

4-2-2.「自社マニュアル」が思うような経営をさせてくれないこともある

ファミレスで集客増加のための方法について、加盟者が意見を持っていても、マニュアルから逸脱することはできません。本部に対して「提案」という形で申し入れはできるようですが、基本的には経営方針を変えることはできません。

4-2-3.ブランド名が悪い影響を与えることもある

さらには、本部、あるいは他の加盟店で食に関するトラブル等があった場合には、一瞬にして店舗の経営に影響が出てきます。ファミレスだけではありませんが、「飲食」を扱うフランチャイズの宿命ともいえます。

「すかいらーく・ガスト」のフランチャイズ・まとめ

ガスト経営で独立する方法や注意点についてご紹介しましたが、店長から経営者になるのですから、経営について学ぶと同時に「顧客対応、緊急対応などの場合に自分が全責任を負っていく覚悟も必要です。もちろん本部のサポートも続きますから、しっかりと連携していけるように、普段から連絡を密にするなどしておくことも必要です。また上述しましたが、フランチャイズ独立の条件面の取り決めについては、絶対に中途半端はいけません。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*