体のメンテナンスに必須なスポーツジム。
そのジムで近頃さまざまトラブルが起こっています。
中には消費者センターに相談せざるを得ないトラブルに巻き込まれるケースもあり、利用者が慎重に契約しないといけない時代になっています。
契約後、解約を申し出ても応じてもらえない、違約金を請求されるなどの問題も数多く発生しています。
今回は、どのようなトラブルが起こる可能性があるのか、トラブルが起こった時にどう対処するのかをご紹介します。
Contents
1.スポーツジムのトラブルが増えている?
スポーツジムで起こるトラブルが急増しています。
スポーツジム自体のトラブルもあれば、個人間でトラブルが発生していて、困惑している利用者がいます。
どのようなトラブルがあるのでしょうか。
1.解約に関するトラブル
契約時に6ヶ月間利用することを前提に、割引サービスを利用し、仕事などの都合で通えないため解約を申し出ても解約手続きをしてもらえないトラブルが起こっています。
通えないため料金を支払う必要がないと考える利用者と、6ヶ月間の契約で割引などを適用したというスポーツジム側の主張のどちらの意見も間違ってはいないため、話し合いが進まず消費者センターに連絡し解決を求めるケースが多数見られます。
2.契約内容に関するトラブル
体験コースに参加し、これから数ヶ月通うつもりで安易に契約をしてしまうことがあります。
契約内容をしっかりと確認せず、契約をした後に解約には違約金がかかると書かれていることに気付き、解約を申し出ても違約金が発生するだけでなく、定められたきかん解約すらできないといった状況に陥っているケースもあります。
3.人間関係によるトラブル
人間関係は生活する上で切りたくても切れないものですが、最寄りのスポーツジムを使用すると、顔見知り同士でのトラブルが起こりやすいです。
スポーツジム内で顔見知りになってからのトラブルも多く、派閥争い、悪口の言い合い、イジメにも似た嫌がらせなどもあるようです。
4.マナーが悪い人によるトラブル
マナーが悪い人の中には、苦情を言わざるを得ないほど酷い行動をする人がいます。
使用していない間も荷物などで場所取りをし、他の利用者の邪魔をするなど、迷惑行為をする人も存在します。
他にも、異性に対し体をジロジロと舐め回すように見たり、好意を持っているとしつこく付きまとうといった迷惑行為する人もいます。
5.シニア層によるトラブル
時間を持て余しているシニア層の利用者が、お弁当持参でスポーツジムに行き、マシーンを利用することなく空きスペースでダラダラと夕方まで過ごすといったデイサービスのような利用をする人がいます。
シニア層同士の言い争い、マシーンの占領、若い人への嫌がらせも多く報告されていて、トラブルに発展するケースも少なくありません。
2.消費者センターにスポーツジムのトラブル相談できるか
消費者センターに相談できる内容とできない内容があります。
※ご相談は最寄りの消費者センターにご相談ください。
前記の人間観関係によるトラブル、マナーが悪い人とのトラブル、シニア層によるトラブルなどは相談できない場合がほとんどです。
消費者センターに相談出来る内容はどのようなトラブルでしょうか。
相談可能なケース
1.「無料体験コース」の参加後、その場で契約書の記入を求められた。
無料の体験コースだけを希望していたのにもかかわらず、半強制的に入会させられたケースがあります。
断れない雰囲気もあり、渋々記入してしまったため、後日スポーツジムに電話をし、解約を申し出たところ「退会するには違約金がかかります」と言われ解約できなかった。
2.退会を申し出たにもかかわらず、退会処理がなされていなかった。
後日、月会費を請求され支払わないといけなくなった。
3.退会を申し出たが、入会時に6ヶ月間契約の規約を同意の上入会したので、6ヶ月未満に退会することができない。
退会できない期間は月会費を支払わないといけない。
3.消費者センターでどのように対応してくれる?
お住いの最寄りの消費者センターにて相談可能です。
1.電話をすると相談員が出ます。
2.詳細を話します。(トラブルの内容、現在の状況、書面での契約か口頭での契約か、経過など)
3.相談員から今後の流れ、又はアドバイスが受けられます。
相談員にスムーズに詳細を相談するために、契約書を用意しておくと良いでしょう。
4.スポーツジムのトラブルで消費者センターを利用したひともいる
スポーツジムでのトラブルで消費者センターを利用した人もいます。
申し出ても一向に解約してもらえず、解決ができなくなった時に利用しているようです。
消費者センターで解決できない場合には、国民生活センターに相談も可能です。
※消費者センターはお住いの地域によって多少の違いがありますが、平日9時〜16時まで営業しています。
電話番号などはお住いの地域の役所HPでお調べください。
消費者センター スポーツジム・まとめ
無料体験コースと書かれていても、参加すると半強制的に入会させられるケースがあることを事前に知っておくことも大切です。
スポーツジムで断れない雰囲気を作られたとしても、断る勇気を持って、その場では安易に契約しないことが大切です。
退会意思を伝えたと思っていても退会処理がきちんとなされていない場合請求される可能性があるため、必ず書面にて確認することをお勧めします。
契約書や会員規約書は必ず隅々まで確認をし、保管しておくことをてっていしてください。
そうすることで万が一の時にも役に立ちますし、消費者センターにも相談しやすくなります。