消費者センターへの相談は意味がない?本当に悩みを解決できるのか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

消費者センターとは、全国各地で起こっている消費者問題などに関する問題と真正面から向き合う、いわば消費者にとっては大きなサポート役となる機関です。

全国の市町村に設置が義務付けられており、500カ所以上の地域に消費者センターは存在しています。それだけ消費者トラブルが頻繁に起こっている証拠でもあり、消費者センターに寄せられる相談の数も増しています。

ただ実際、相談者の中に「消費者センターに相談したところで意味がない」と考えている方もいるようで、否定的に見られていることも事実としてあります。

今回は、消費者センターに相談する意味はどうなのか?また、相談することでどういった解決に繋がるのかを具体的にご説明していきます。

1.消費者センターに相談することに意味があるのか?

消費者センターは、消費者の安全な消費を守る為の機関であり、消費者がどうしても個人で解決できない問題に直面した時に、一番に相談すべき場所ともなります。

しかし、そうなのにも関わらずなぜ消費者センターに相談することに意味がないと考える人がいるのでしょうか?その原因を探り、消費者センターへ相談する意味が本当にないのかを考えていきましょう。

1-1.トラブルには大小がある

一言で消費者トラブルといっても、その問題の内容には大きい事柄から小さい事柄まであります。大きい事柄と言えば、詐欺トラブルなどがそれにあたるでしょう。

小さいものでいえば、消費者と事業者の取引の中でトラブルではあるものの、お互いに話し合えば解決できるような問題がそれにあたります。

言ってしまえば、消費者センターとしてもすぐに警察に相談しなければならないような大きな消費者トラブルであれば、迅速かつ確実な対応をすることでしょう。

しかし、相談の内容によっては、それが相談する前に解決できるものであれば、それ相応の対応の仕方となるのは仕方がないことです。

つまり、消費者センターに相談する意味がないと言っている人のほとんどは、自分でも解決できるようなトラブルをあたかも大事のようにして、相談してくるような人も多いということです。

1-2.消費者センターは中立の立場である

消費者センターだからといって、どんな状況でも消費者の事を全て味方するというわけではありません。消費者の中にも、自分に非があるのにも関わらず消費者センターに相談してくる人も多いのが事実です。

ですので、消費者センターの相談員は常に中立の立場で物事判断して、消費者と事業者でどちらに非があるのかを冷静に判断するようになっています。

こういったことから、自分に非があるのにも関わらず、自分の言う事が全て正しいと思い込んでいる消費者の思い通りに話しは進まない事から、「消費者センターは意味がない」と考える人がいるのです。

2.消費者センターではどんな人が相談を聞いてくれる?

消費者センターで、悩みを聞いてくれる相談員はしっかりとして資格を取得している相談員が多く、誰でも消費者センター相談員として活躍できることはありません。

基本的に消費生活専門相談員という国家資格を取得している人でなければ、消費者センターの相談員としては業務にあたることはできないようになっています。

消費生活専門相談員というのは、消費における専門家であり、消費者トラブルを解決するプロフェッショナルでもあります。ですので、消費者の悩みには的確なアドバイスができることでしょう。

3.消費者センターがしてくれること

では、実際に消費者センターは消費者に対してどのようなことをしてくれるのかをご説明します。まず、消費者センターの相談員は、相談者の悩みを聞きます。

そして、それがどういった問題でどのように解決するのがベストなのかを模索して、相談者に対して的確なアドバイス、時には斡旋をして問題を解決する手助けをしてくれます。

そのトラブルの内容にもよりますが、弁護士や警察へ通報してくれることもあるでしょう。また、小さなトラブルであれば、どのように解決すべきか細かく指示をくれる場合もあります。

つまり、相談者のトラブルを客観的に判断をして、どのようにして行動するのが一番効率良く問題を解決できるのかを相談者に提示する役割を担っています。

しかも、今まで様々な悩み相談を受けてきたことによって、そういった事例もたくさん溜まっているので、似たような事例であれば、同じような解決策を提示することも可能なのです。

4.消費者センターへの相談にはちゃんと意味がある

結論としては、消費者センターへ相談することにちゃんとした意味があります。確かに、相談すべきほどのトラブルでなければ、相談する必要はありません。

しかし、重大なトラブルであったり、警察も介入しなければいけないトラブルなどになれば、消費者センターに相談せずに解決することはほぼ不可能に近くなってしまうでしょう。

消費者センターには、消費者トラブルを解決するためのノウハウが溜まっていますし、相談を受けてくれる相談員もその道のプロフェッショナルです。

もし消費者トラブルを自分の力でどうにかしようとすると、それなりの知識であったり交渉術などがなければ厳しいものとなることでしょう。

そうなれば、問題解決までに時間を要しますし、逆にこじれて問題が大きくなってしまうこともあります。消費者センターに話を通すことで、問題解決までスムーズに事が進みます。

4-1.消費者トラブルを減らすこともできる

消費者センターでは、今までの相談されてきたことを元に、同じ被害が遭わないように不特定多数の消費者に向けて注意喚起を行う活動も行っています。

ですので、あなたが受けた消費者トラブルによる被害を消費者センターに相談することによって、同じような被害に遭う人を事前に助けてあげるといったことにも繋がるのです。

すでに、これだけで相談をする価値はあるでしょうし、そうすることで今後起こりうる消費者トラブルを一つでも多く未然に防ぐことができるのです。

消費者センター 意味ない・まとめ

消費者センターは全く役に立たない考える人も多いのかもしれません。しかし、抱えているトラブルが大きければ大きいほど、間違いなく消費者センターの力は必要となってきます。

また、一概に消費者トラブルといっても、一方的に消費者の方が被害者とも限りません。消費者センターの相談員は常に中立な立場で客観的な判断ができます。

もし、何かの消費者トラブルを抱えているのであれば、意味がないといった言葉に惑わされることなく、消費者センターへ相談してみることをおすすめします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*