消費者センターでウォーターサーバーの問題を解決してもらえるのか?

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東日本大震災以降、ウォーターサーバーの家庭における設置件数は上昇傾向にあり、特に小さな子供がいる家庭では必需品とまで考えられているようです。

しかし、それと同時にウォーターサーバーに関する問題も年々増え続けているのが現状なのです。

ウォーターサーバーに関するトラブルが発生した場合、どこに相談すれば良いのか?

不安と疑問を抱えている方のために消費者センターへ相談するという事を前提にご説明したいと思います。

1.消費者センターでウォーターサーバーの相談ができるか

消費者センターでは「消費生活に関わる問題」に対する相談を受け付けているため、本題である「ウォーターサーバのトラブル」について相談する事が可能となっています。

消費者センターではどの程度のトラブルから相談を受けるのか?

一概にウォーターサーバーのトラブルが発生したら消費者センターに相談をするべきだと言っても人によって抱えているトラブルの内容や自身が感じている不満はそれぞれだと思います。

結論から言えばウォーターサーバーの契約前と契約後、それぞれ不安に感じた事があった場合は相談することが可能なのです。

ここで一つのポイントとしてお話しさせていただくと、トラブルを未然に防ぐためにウォーターサーバー業者と契約を締結する際は契約書に細心の注意を払い質問するのは必須だと言えるでしょう。

また、仮に契約書が存在しないなどの場合は後に説明しますが、消費者センターを視野にいれた行動を検討するべきだと言えます。

2.消費者センターからは実態調査の報告もある

消費者センターからウォーターサーバーに関する実態調査も発表されています。

これは消費者からウォーターサーバーの品質に関する相談が多い為、実施されたようです。

実態調査は下記になります。

神奈川県消費者センター実態調査結果

【実態調査実施概要】品質に関して細菌学を用いて調査

【商品選定】市販されているウォーターサーバーで「1ヶ月以内にお飲み下さい」と記載されているものを2種使用。

【ウォーターサーバーの機能】温水冷水機能、カートリッジボトル方式、セルフクリーン機能非搭載、リターナブルボトル要

【調査条件】ウォーターサーバー蛇口からでる冷水を使用、説明書通りに清掃した場合と清掃しなかった場合の2パターンを検査

【調査内容】水質調査、環境調査、アンケート調査を実施

【調査結果】清掃した場合と清掃しなかった場合では、一般細菌の繁殖数の値に大きな違いがあり、説明書通りに清掃を推奨します。

上記のように神奈川県の消費者センターで実態調査を行った結果、ウォーターサーバーは適切な使用方法を守ることによって細菌の繁殖数が違うようです。

また、説明書通りに清掃を行い使用方法にも不備がなかった上でトラブルが発生した場合は消費者センターに報告と相談をしてトラブル解決に努めましょう。

3.消費者センターからウォーターサーバーレンタルに関する注意喚起が出ている

2018年6月に消費者センターはウォーターサーバーのレンタル契約に対して「見守り情報」を発信し、注意喚起を行いました。

【注意喚起の内容】

ショッピングモールでウォーターサーバー業者から受けた説明が1ヶ月無料でその後は500円程度払っていけば美味しい水が飲めるという内容だったので契約しました。

しかし、自宅にウォーターサーバーが届いて設置しようとしたところ、設置方法や管理が難しいと考え当日中に解約をしようとしたところ1万円以上する解約金を請求されました。契約者は解

約金が発生するという説明は受けていませんでした。

以上の内容を踏まえて消費者センターではウォーターサーバーは複数年契約または、途中解約金を設定しているので注意が必要と警鐘しています。

4.消費者センターではどうやって解決してくれる?

ウォーターサーバーに関するトラブルが発生した場合、消費者センターに相談しに行ったとき、どのように解決してもらえるのか気になりますよね?

消費者センターで実際にあった相談内容や解決した事例を踏まえて自身の境遇に当てはまる事例、または近いものを参考にしていただければと思います。

消費者センターに相談があったウォーターサーバーに関するトラブル

【電話勧誘でウォーターサーバーを契約した方からの相談】

相談者:20歳代女性

相談概要:電話でしつこく勧誘され契約をしたがウォーターサーバーを受取る前に解約を申し出た。その際、事前に説明のなかった解約金について言われた為仕方なくウォーターサーバーを受け取った。

その後、消費者センターに相談をして相談者自身でクーリングオフ制度を適用してほしいという旨の書面を送ったがそれを拒否。

ポイント

1:事前に解約金の説明がされていない

2:電話勧誘の場合、特定商取引法の電話販売に該当することから法定書類が発行されていない

3:クーリングオフの拒否をウォーターサーバー業者が行った

4:電話をしてきたウォーターサーバー業者は二次代理店だった

消費者センター側の対応

1:事業者と一次代理店の把握

2:クーリングオフの拒否はどの業者の姿勢によるものか調査

3:最初に二次代理店と話し合いを始める

4:その後、難なく二次代理店から解約の手続きを進めるのと解約金は発生しないという合意がされた

5:事業者と一次代理店に法定書面の作成と二次代理店への指導と同時に、相談者が今まで支払った金銭の返還を受け入れた

【ウォーターサーバーの水から異臭】

相談概要:ウォーターサーバー蛇口からでる水から異臭がしたため、蛇口を通さず直接飲んでも同じ異臭がする

ポイント

1:プラスチック製の容器に包装されている水

消費者センター側の対応

1:揮発性物資の原因が考えられたため、水質調査を実施

2:調査結果を販売店へ報告し、原因究明を指示

3:身体への影響が法的に問題のないレベルだったため、今後成分の分析と品質のチェックを行うことを約束

ウォーターサーバーには金銭的な問題や、水質による問題などがあり多くの相談が消費者センターによせられているようです。

消費者センター ウォーターサーバー・まとめ

安心安全な水を自宅で手軽に飲めることを目的としたウォーターサーバーですが、思わぬ落とし穴があるのも事実です。

契約内容に細心の注意を払うことは勿論、ウォーターサーバーに関するトラブルが発生した場合はすぐに消費者センターに相談して解決することを強くお勧めします。

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