ブロックチェーンが社会革命を起こす!経済学者・野口悠紀雄の思い描く未来とは?

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経済学者の野口悠紀雄さんと言えば、ビットコインの第一人者であり、多数の仮想通貨に関する書籍を出版している方なので、仮想通貨に興味がある人ならば彼の書籍を読んだり、名前を聞いたことがあると思います。

ビットコインだけではなく、仮想通貨の可能性を提唱する野口さんですが、最初に仮想通貨に出会った時には「なんだこのまやかしものは?」と思ったそうです。

しかし何故そんな野口さんが今では仮想通貨そしてブロックチェーンの技術の将来性を一番認める人になったのか?その答えは彼が出版した本に出ていると思いますので、野口悠紀雄さんが提唱する社会革命と彼の書籍について調べてみました。

1. 「ブロックチェーン革命」の野口悠紀雄とは?

仮想通貨の書籍を眺めていると、野口悠紀雄という作者の本がたくさんでています。経済学者ということですが、彼のプロフィールはどんなものなのか調べてみました。

野口悠紀雄さんのはこちらから

1-1. 野口悠紀雄のプロフィールと経歴

野口悠紀雄さんは、1940年生まれの78歳です。かなりの高齢であるのに、精力的に多くの本を出版していることに驚かされますね。そして、驚くべきは彼のプロフィールです。

出身大学は東京大学。そして東京大学卒業後には、財務省(旧大蔵省)に入省しています。東大から大蔵省というまさにエリート中のエリートという人生を歩みながら、エール大学の博士号を取ったことをきっかけに、大蔵省をやめて大学教授に転身。

超エリート街道を下りてまで経済学を学びたいという、生まれついての経済学者ですね。大学での教鞭は、長年在籍していた一橋大学をはじめとして、東京大学、早稲田大学そしてスタンフォード大学で活躍しています。現在は、一橋大学の名誉教授という肩書きを持つ傍ら、早稲田大学ファイナンス総合研究所で顧問を務めています。

1-2. 野口悠紀雄の評判や知名度

経済学者として多くの大学で教鞭を振るっている野口悠紀雄さん。経済学者としての知名度は幅広く、書籍も多数出版しています。彼の書籍のレビューを見ていると、評判の高さも目立ちますね。経済学の書籍は、難解な専門用語が多数出現していて、読みにくいものが多いですが、野口さんの本はとにかく読みやすい。

それは、学者というよりも教授の経験からなのでしょうか?基本から丁寧に解説している本が多いので、初心者で知識がない人でも理解できてしまう本が多いです。基本を踏襲しているため、以前書かれた本であっても、決して内容が色あせていないというのも彼の書籍の特徴と言えるかもしれません。

現在、仮想通貨に関しての書籍は無数に出版されていますが、どれもここ2年くらいで出されたもの。しかし、野口さんの書いた仮想通貨の本は4年前に出版されているにも関わらず、全く古いという印象を受けることはありません。経済学者というだけではなく、実際に日本の経済システムに関わっていた官僚の経験を活かして書かれているので、他の経済学者の経済論とは違い、生きている経済論を語る数少ない人物なのではないでしょうか?

2. 野口悠紀雄が語るブロックチェーン技術による社会革命とは?

ブロックチェーンによってもたらされる未来。野口さんが語る仮想通貨の大きな一面は、仮想通貨そのものではなく、仮想通貨とともに生まれた技術ブロックチェーンについてです。確かに仮想通貨そのものも、国家間の垣根を超える通貨として現在の貨幣経済に終止符をうつ存在と言われています。

しかし、それよりも大きいのがブロックチェーンによる、繋がりの信頼性の保証、そして自動契約システムです。

現在まで、相手を信頼し承認して契約という一連の作業をするまでにかかるプロセスというものが、ブロックチェーンの登場により、全てが自動化されてしまう。それは、ブロックチェーンの持つ特性である改ざんができないということから成り立っています。プロセスの中で存在していた仲介という概念がついになくなってしまう。これは社会にとって大きなものです。貨幣にしても、今までは国が発行し、そして銀行が仲介して取引を行うことが常識でした。何故なら、絶対的な信用度が無ければ成り立たない貨幣経済の手動を握ることは国家しかできなかったからです。

しかし、ブロックチェーンの登場により、国家の信頼というものも不必要になります。これからは国家や企業という組織にとらわれずに働き生活することが可能になる、それが野口さんが提唱する社会革命です。

3. ブロックチェーンや仮想通貨に関する野口悠紀雄の著書一覧

・入門 ビットコインとブロックチェーン

日本ではビットコインの暴騰により億り人と呼ばれる億万長者が多数出現したということで注目されるようになった仮想通貨。そして現在も仮想通貨について語られることは多いですが、ほとんどが投機を目的とした金儲けについてだけです。

しかし、仮想通貨には、投資で値上がりを待つものという対象以外に、今まで人類が手にしたことのないテクノロジーが背景にあるのです。ビットコインと同時に生まれたブロックチェーンシステムがそのテクノロジー。将来、社会革命を起こすと言われているブロックチェーンの技術や、仮想通貨の基本についてわかりやすくQ&A方式で解説した入門書。

・書評

仮想通貨の裏には凄い技術があるということに気づいている人はいまだに少ないと思います。

ただのインターネット上で使えるお金という感覚でしか仮想通貨をイメージできない人が多すぎる。その技術、ブロックチェーンというものが人類の未来を左右するほどの影響力を持つのに何故興味を示さないのか不思議です。

この本では、言葉で説明されて理解できないブロックチェーンのシステムから、仮想通貨が電子マネーとどこが違うのか?という初歩の初歩まで解説してあります。入門書という名前はついていますが、ブロックチェーンの技術解説については入門書の枠を超えて、教科書とも言える本だと思います。

・仮想通貨革命で働き方が変わる

もう会社がすべてではない!

これがこの本のキャッチコピーです。現在の働き方、特に日本の伝統となっている組織的な企業形態というのは実は効率が悪く生産性が低いもの、実際に生産性が高いのはフリーランスの集まりといった、現在の働き方を否定し組織に縛られない働き方というものについて解説。

組織的な企業活動が始まったのが第一次産業革命から、実際に仮想通貨の技術によって、組織に依存することなく、個人事業がメインになるという回帰現象が将来的に発生する。

・書評

ブロックチェーンの技術、そしてAIの進化により人類の働き方が変わるということはかつてから提唱されていました。そのことを書いているのかなと思ったら、内容は違うもので、ブロックチェーンの技術に仕事が奪われる危惧ではなく、組織というものが解体され存在しなくなった新しい仕事の形態、いわゆる社会革命のことについてでした。

遠い未来のことではなく、ごく近い将来働き方が変わるという意識を持っていないと、いざその時が来た時に自分がどう動いていいかわからなくなります。

今までならば、組織に所属してさえいれば何とかなったかもしれませんが、これからの時代はフリーランスの時代。ごまかしは効きません。そして全人類が性別や国籍、正規、非正規の区別なく平等に働ける日が来るというのは、楽しみでもあり、そして不安でもあります。

・ブロックチェーン革命

仮想通貨ビットコインと共に登場したブロックチェーン技術。

日本では投機の面しかクローズアップされていない仮想通貨の技術は、全ての既存産業に革命を起こすほどの力を持つということはあまり知られていません。インターネットが登場して産業革命を起こしたように、ブロックチェーン技術はそれと同様、もしくはそれ以上の革命を生み出します。

真偽の判断が難しく、相手を信頼することができないネット上のつながりというものが、新技術の登場により不安を払拭させます。金融業界だけじゃなく、法曹界、そして一般の企業にも大きな変革をもたらすブロックチェーンは、いったいどんなものなのか?そしてもたらされる革命とは?

・書評

インターネットでの一番の懸念というものが、双方の信頼性を確保すること。リアルの世界と違い、誰と繋がっているのか?相手を信頼するという手法を得ることはできませんでした。

しかし、ブロックチェーンの技術により、相互の信頼がシステム的に可能になることで、今まで不可能だと思われていたフリーランスでの仕事、そして送金の壁が取り払われることになります。

この本を読むと、ブロックチェーンの技術により、今までの考えが通用しない世界になってしまう不安に襲われました。明るい未来だけではないと思っていたのですが、まさか人間が発明したシステムにより、人類の仕事が奪われるとはまるでSFの世界の話ですが、現実なのですね。

一番の懸念は、これだけ技術が進歩して社会が変わろうとしているのに、法律の整備が全く追いついていないということ。インターネットが出現した時も、全くネットに法律が対応しておらず問題が多々生まれました。この本は、本当に日本のトップの人に読んでもらって来るべきブロックチェーン革命に備える法律作成を考えて欲しいです。くだらない問題を国会で延々とやってる場合じゃないんです。

・仮想通貨革命?ビットコインは始まりにすぎない?

仮想通貨によって社会がどう変革していくのか?ビットコインの暴騰により投機対象として大きく取り上げられた仮想通貨、しかし日本では未だに投機対象でしか見られていないのが現実。

実際、仮想通貨は投機対象というよりも、もっと大きな存在であることに気づいている人がまだ少ない。国家間の垣根を超えて既存の貨幣経済に終止符をもたらすとも言われる通貨革命。そして仮想通貨の持つ技術により大きく変革していく社会。

私たちが慣れ親しんできた社会が全く別のものになってしまうという未来がすぐそこにあることに気づかなければなりません。

仮想通貨の問題点も含めて、現状の仮想通貨のシステムを解説。そしてそこからもたらされる未来の社会について詳しく解説しています。

・書評

一番驚いたのは、この本が出版されたのが2014年であること。日本でビットコインが大きく取り上げられたのは2016年ですから、その2年前にはこの本を出版していたということに驚きます。もしも、当時この本の存在に気づいていたら、私も億り人とはいかないまでも相当仮想通貨で利益を出すことができたのかもしれない・・・

しかし、この本に書かれているのは仮想通貨を投機物件として見るのではなく、社会を変革する一大革命を持つ大きなWaveということ。仮想通貨の持つシステムにより、現在の常識が一変し、まさに革命のような大きな動きになることを予言しています。

仮想通貨の技術というのは、まさに日進月歩で1年も経てば新しい技術が生まれている世界、しかし4年前に書かれたこの本が全く古く感じないというのは、やはり、仮想通貨の基本から丁寧に解説していただいているからなのでしょう。

これからどのような社会になっていくのか?期待と不安が入り混じりますが、情報を仕入れておくことが一番自分の身を守ることだと思います。初心者でも読みやすい本なので、興味がある人は是非読んでみてください。

4. まとめ

仮想通貨の存在を知っていても、何か怪しいとかまやかしものとか言われているのが日本の現状です。

大部分の仮想通貨が詐欺目的によって発行されているということは事実ですが、本来、直視しなければいけないのは、投機材料としての仮想通貨ではなく、それを担保する技術の存在なのです。

インターネットが社会に革命をもたらせてから久しい世界に新たな革命、それも今まで経験したことがない大きな社会革命がやってきます。

職業を奪われるという不安もあるでしょう。しかし、変革の流れはもう止めることはできません。正しい情報を手に入れて、自分が未来の社会でどのように立ち回るか考えるために野口悠紀雄さんの書籍を手に取ることをおすすめします。

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