ブロックチェーン技術は世界を変える!?ブロックチェーンの持つ8つの強み

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

仮想通貨の流通を支えるブロックチェーン技術ですが、通貨の流通以外にも、様々な分野に応用が利く技術です。

そのブロックチェーンが持つ強み、特徴を8つ紹介するとともに、どんな分野に応用が利くのかその汎用性にも触れていきます。

①分散型ネットワーク(非中央集権)

ブロックチェーンは分散型ネットワークや分散型台帳とも呼ばれます。トランザクション(取引履歴)の開始から現在の取引に至るまでの一連の流れを、分散共有し、監視しできるのがブロックチェーンの中核をなす技術です。

今までの取引は、第三者機関が取引履歴を管理し、信頼性を担保していました。しかしブロックチェーンでは全部の取引履歴を、皆で共有し、信頼性を担保しています。

そのブロックチェーン技術により非中央集権化が促進されるという強みがあります。今まで通貨、公的文書などをやり取りしようとする場合、間に国、行政機関、銀行、不動産取引業などが介在していました。
しかしブロックチェーンの技術を用いれば、国の指導を受けた中央銀行の介在なしに、仮想通貨が発行されます。通貨のやり取りも銀行の介在なしにやり取りできます。

将来的に、ブロックチェーン上に土地の状況や権利関係の情報を登録し、公開し、開示すれば、関係する行政機関や不動産取引業者などの介在も不要になる可能性があります。

プライバシーの問題を解決する必要がありますが、出生・婚姻・転居などの情報などもブロックチェーン上で管理すれば、役所の仕事の軽減や、印鑑による本人確認作業の排除にもつながります。

②安全性・耐改ざん性

ブロックチェーンの次なる強みは改ざんが極めて難しいという高い安全性です。なぜなら各取引履歴はブロックに格納されます。

各ブロックは直前のブロックとつながっています。すべての取引履歴はチェーンのようにつながっていて前後関係を証明でき、そのつながる過程で電子署名が与えられ悪意ある改ざんを防止します。

もし、悪意を持って取引情報を書き換えようと思う場合、関連するすべてのブロックを書き換えなければなりません。そんなことは事実上不可能ですから、ブロックチェーンは安全性・耐改ざん性という強みがあります。

③低コスト

仮想通貨にブロックチェーン技術が使われていることで、低コスト化できるという強みが生まれました。

銀行などの中央主権を間に挟んでの取引の場合、送金システムの開発やセキュリティ対策のために多額の費用が必要になり、それが手数料などの形で利用者が負担をおわされることになります。しかし分散型のこのシステムでは、多額の開発費、セキュリティ対策は不要ですから、そういった面で低コストになります。

さらに、今まで、日本から海外にお金を送金しようと思う場合、日本円を送金先の外貨に両替し、銀行から送金手数料を支払って海外に送金するという方法が一般的できした。この作業のために、引き出し手数料、両替手数料、送金手数料などのコストがかかりました。
しかし、これを仮想通貨で行うなら、はるかに安い手数料で海外への送金も済ませることができます。

寄付という形で特定の施設や人物に送金する場合でも、このブロックチェーンの技術を使えば、慈善団体などを間に挟まずに、仮想通貨を直接送りたい施設や個人に送金することも可能です。さらに、ブロックチェーン上に、取引履歴が残るので、誰が、いつ、いくら、どこへ寄付したかも明らかになるので、透明性の高い取引も可能です。

④スマートコントラクト

ブロックチェーンの持つ別の強みは、スマートコントラクトの実現です。スマートコントラクトとは簡単に言えば、契約の自動化です。

例えば、仕事上の契約にもさまざまな業務が関係しています。条件面での合意、契約内容の確認、契約内容の執行、支払、決済などです。こうした業務をブロックチェーン上で管理すれば、決済期間の短縮化、不正防止、間に仲介者を挟まないので低コストにもつながると期待されています。

さらにIot(Internet of Things:モノのインターネット)とスマートコントラクトが結びつけばさらに便利なサービスが提供されることを期待できます。
例えば車の走行距離を報告し、そのデータに基づいて使用量などの税金が課税され、その支払いも仮想通貨で行えるなどのサービスが登場するかもしれません。

⑤遊休資産ゼロ化・高効率シェアリングの実現

次のブロックチェーンの持つ強みは、遊休資産ゼロ化・高効率シェアリングの実現化ができるという点です。

資産がブロックチェーン上で管理されれば、遊休資産の稼働率を確認でき、それによって、企業や個人が所有していても稼働させていない遊休資産を、他の必要とする個人や企業に貸し出したりすることが可能になります。

さらにもう少し規模の小さい範囲でいえば、客室、レンタカー、チケットなどの利用権限管理の効率化にもつながります。

例えば、人気のあるコンサートのチケットを購入し、それを高値で転売するというのが問題になっています。ブロックチェーンを使い、誰が、いつ、どこで何のチケットを購入したか記録し、会場でその情報を紹介すれば、購入者本人とすぐに確認することができます。

⑥オープン・高効率・信頼性の高い供給連鎖管理の実現

製造・仲卸・小売りと続く供給連鎖管理でブロックチェーンを使えば、オープン化。効率化でき、信頼性が高まるという強みがあります。

現状では、小売りの部分に商品の情報が集中する傾向がありましたが、ブロックチェーンを使えば、流通に関係するすべての部分で情報が共有でき、供給連鎖が活性化、
効率化します。さらに、製造に携わる部分の人たちが交渉しやすくなるというメリットも生まれます。

⑦新たな価値の流通

ブロックチェーンを使えば、新たな価値を流通させることができます。
例えば、ある地方都市がその都市だけで利用できるトークンをブロックチェーンで作ります。その地域通貨を使っての取引や流通の管理を行うことができます。

同じような考え方で、電子クーポンや電子ギフト券を流通させることもできます。

⑧汎用性

ブロックチェーンの強みは、これまでいくつかの例を紹介しましたが、いろいろな分野に応用できるその汎用性も強みです。経済産業省の開示している資料では大きく分けて14の分野で利用可能であると報告しています。
①金融系
②ポイント・リワード
③資金調達
④コミュニケーション
⑤資産管理
⑥ストレージ
⑦認証
⑧シェアリング
⑨商流管理
⑩コンテンツ
⑪将来予測
⑫公共
⑬医療
⑭Iot
資料では、ここにあげた分野からさらに細かく分類されていますので、ブロックチェーンの汎用性がいかに高いかが分かります。
経済産業省

2.ブロックチェーンの8つの強みまとめ

ブロックチェーンは8つにわたる強みがありました。
①分散型ネットワーク
②安全性・耐改ざん性
③低コスト
④スマートコントラクト
⑤遊休資産ゼロ化・高効率シェアリングの実現
⑥オープン・高効率・信頼性の高い供給連鎖管理の実現
⑦新たな価値の流通
⑧汎用性
このような強みをもつブロックチェーンの将来性には、既存の仕組みを変えるという高い期待が寄せられています。ですから、このブロックチェーンの技術により支えられている仮想通貨に多くの関心や期待が寄せられているのも納得がいきます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*